柿の葉を使ったお茶について
柿の葉を上手に蒸すことによって酵素の活動を止める事で茶葉とする。
茶の木を使った茶葉と異なり、柿の葉を使うことで弱酸性のお茶になる。そしてビタミンCの前駆体を多く含み、タンニンも含んでいる。このタンニンが抗ウイルスや抗細菌作用として働く点に今回は注目したい!
タンニンの殺菌性と不活性化の科学的な実証は、古くはこんな記事が出るくらいには知られている筈だ。
神戸大学 電子図書館システム:神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 茶(4-097)大阪毎日新聞 1930.9.23 (昭和5)
記事内で番茶をガブガブ飲めと書かれているが、今回は特にタンニンの含有濃度によって不活化(殺菌)のスピードも精度も変わるだろう。100%の効果を期待する時間が20分や30分だとするならば、滅菌可能な時間に満たないとしても幾らかのウイルスを不活化は果たされているとも言える。
ウイルスの侵入量と不活化具合がポイントかも!
口腔よりの感染がおそらく基本であろう新型コロナウイルス。
ウイルス対策として、少しでも相手の感染力を減衰させるのは予防としても意味があるのではないだろうか?
マスクによって少量のウイルス感染が数回に分けておこなわれることによって、重症化することなく免疫力を獲得しているという推測が成り立つ論文がアメリカのある病院の医療従事者を対象にした検証をもとに為されているようだ。マスクの効用についての論文だったようだが、NHKのAIを活用した番組の中で新型コロナウイルスに対しての論文の一つとして出ていた。
この論文をもとに推論するならば、マスク生活がある意味天然のワクチンのような働きをする可能性が考えられる。マスクによる侵入ウイルス量の削減に、さらにタンニン酸を有するお茶を定期的に摂取することで口腔内を中心にさらにウイルスが不活化すればより安全な抗体獲得が期待できるのではないだろうか?
マスクによる少量のウイルス侵入→定期的に摂取されるタンニン酸→少量のウイルスのさらなる弱体化→安全な免疫獲得の可能性
このように考える事はできないだろうか?
手洗いやうがいによって、マスク以外にもウイルス対策をおこなう必要はあると思う。これは人体に侵入するウイルス量を限局することで、より安全に抗体を獲得できる可能性を増やすためだ。
Go to ~という政策が実施され、ウイルスに遭遇する確率は格段に上がっている可能性が高いのが最近の感染者報告からも推測できるかと思う。
事がここまでウイルスの浸透を許してしまっている以上、周りを浄化する水際対策では間に合わないと考えるべきである。
だからこそ重症化する可能性の高い人々をいかに守るかを考え工夫する必要がある。
その為には集団免疫を持ってウイルスの感染経路をストップする可能性を上げることと、重症化しやすい人が居るエリアを出来るだけ浄化エリアとして水際対策の徹底を図るくらいだろう。
集団免疫を獲得する方法として、一般的に世間ではワクチンに期待している訳だが、ワクチンには副反応の危険性がどうしても存在する。そのような不確かなまだ安全性の実行もされていないワクチンに期待するよりも、手洗いやうがいの徹底とマスクによるウイルス対策。そして侵入してしまったとしても水分補給としてタンニン酸を含む紅茶や番茶に柿の葉茶を利用することによって、口腔から胃腸内で不活化を促して感染する可能性を更に下げてあわよくば抗体の獲得に期待するのが現状としては建設的で比較的安全な対応ではないだろうか。
ワクチン接種に反対するはけではないが、副反応にも短期的な検証でわかるものと中長期的な検証が必要なものもあると聞く。それにワクチンの供給量的には直ぐという訳にもいかない上に、保存環境がシビアな物が多いようだ。
今現在できる事を考えたうえでの提案である。またあくまでも推論の上による提案であるので、絶対性があるわけでもない。いたずらに混乱するよりも、できる範囲で効果のありそうな提案をしているつもりである。しかし最後は読者自身が考え判断し、生活に活かしてほしいと思う。