目的
【やり方】
床の上に仰向けに寝て、首の後ろで両手を組む。胸をはって、両足を互いにつけ、アキレス腱を伸ばしてつま先を返す(ふくらはぎに力を入れる)、上半身か足を左右にうねらせる。
名前の通り、金魚が泳ぐように身体の左右の動きの連動がしなやかになる様に左右に揺する。人体の歪みが起きやすい腰を左右に振るよりも脇腹より上の胸部や横に開いた肘を意識して起点すると動かし易いのではないかと思う。コツをつかむまで少し難しいかも知れないが、腰をふる金魚運動よりも応用の利きやすい動きになる。
振幅は大きくても小刻みでもいいが、目的によって使い分けるのが理想である。振幅を大きくとる時は、筋トレ的な目的や左右の筋肉バランスを改善したい時に応用が利くように思う。反対に小刻みな振幅は、脊柱起立筋などの筋肉を中心に全身を緩めたい時や疑似蠕動運動を促して腸内の状況を均等にならしたい時に使えるのではないかと感じている。
【運動目安】
1回2分、1日3セットくらいが基本なようだ。何を目的とするかによって変わってくるので、それに応じて取り組むのが良いかと思う。個人的には準備運動的に朝起きた時に少し揺すったり、寝る前や横になる時に少し金魚運動をすることで身体を解す目的で実行することが多い。