新型コロナウイルスによる影響は大きい!
ウイルス感染が騒がれ出した当初、私見としてここまで大事になるとは思わなかった。
それは致死性がインフルエンザウイルスよりも低かったことと、ウイルスの毒性がそこまで危険だと思わなかったからだ。新型ゆえの感染性の高さが問題なだけで、梅雨の辺りを境に肺にかかる環境的ストレスが改善されるにつれて沈静化される可能性が高いと思っていた。
しかし蓋を開けてみてどうだろうか?
弱毒性であることが災いし、無症状者という存在が確認される。そしてその無症状者がどれだけ浸透しているかもう判らない状況にある。これが6月か7月頃の認識であり、阿部元総理の判断のもとにロックダウンに近い措置がとられたもののその封鎖目的の中途半端さがやはり拙かったかと経済損失を出してまでとった行動ゆえに非常に残念に思う。
経済活動を止めたくない!経済活動の停止は生活の営みの破綻につながる!
その気持ちは解らなくもないし理解できる。生活の為にはお金を稼がないといけない。
ある一定の固定費が月々発生し、それが賄えないと生活が破綻する。消費ありきの生活ゆえに血流が止まると死に直結する脳のような社会構造になっているのではないだろうか。なのに新型コロナウイルスの影響で従来の経済活動が維持できない。商売が維持できない。生活が維持できない。非常にしぶとく生き残れるアメーバのような構造ではなく、精密な機械のような構造といえるだろう。
血液が汚染された時、血液クリーニングをかけることで敗血症などの重篤時には対応することがあるようだ。今の現状はこの血液が汚染されている状況に近いのではないだろうか?
人が動けばウイルスを媒介する可能性が出てくる。無症状者なんて存在までいるせいで、ただでさえ見えないウイルスの存在がより読み取り難くなっている。
しかも発症患者を隔離することで罹患範囲を限局し、ウイルスの繁殖を抑えることで沈静化へつなげたいのに無症状者の存在が発覚した現状でも経済活動の為に人の往来を封鎖できないジレンマ。
ここに大を生かすために小をきる行動をみる。自然の摂理的歴史ある方法といえども、ワクチン開発や治療薬開発を待つ間の対策があやふやでいいのだろうか?
手洗いやうがいに三密を避けて換気に注意する。マスク活用による飛沫対策も重要だろう。あとはアルコールなどの殺菌剤の活用による空間浄化だろうか。目や人体への影響が軽い波長の紫外線を使っての空間浄化なんて物も期待したいところではある技術だ。オゾンを出すことである程度の不活化を期待するのもありだが、個人的にはあれは多用していると喉粘膜が乾くというか軽く荒れるように感じる。
普段使いとしては、やや負担があるのかもしれないと使っていて感じている。そんな新たな空間浄化が期待できる技術を活用するための設備投資は、個人レベルではややつらい出費ともいえる。空気清浄機やお手軽なオゾン発生装置なんて物もあるが、やはり一般家庭的には出費が抑えられるならば抑えるにこしたことが無いのも事実ではないだろうか?
安全な空間を確保し、浄化空間でマスクなどを必要としないある意味理想だ。水際対策を個人レベルでおこなうという観念だろう。ただ個人レベルで取り組む水際対策には限度がある。
結局周りにウイルスが増えて高濃度下に長く接触する可能性が増える毎に感染リスクは上がるというもの。
ではどう工夫するかが思案のしどころというものではないだろうか?
ウイルスレベルにまで効果があるマスクを使うと、酸素濃度が低下して辛いという弊害がある。しかしそれだけ空気を濾過しているともいえる。この前にNHKが人工知能を活用したコロナ対策についての番組を放送していた。そこでは人工知能が世界中の論文などの情報から知りえたものをテーマに即して紹介するような番組だったのだが、アメリカのある病院スタッフを被験者としてマスクの有効性を実験した論文が紹介されていた。
マスクを使っても医療従事者には新型コロナウイルスの感染者が少数発生したとあった。しかし同時に重症化するものはおらず、発症に気付かずに抗体を獲得している職員が存在していたそうだ。検証的に、マスクによって少量のウイルスを数回にわたって摂取することで安全に抗体が獲得されたのだろうという推測が為されているようだ。
ある意味、副反応の心配がない理想的なワクチン接種現象といえる。奈良県立医科大学が柿渋やお茶によって新型コロナウイルスが不活化する情報を発している。どちらもタンニン酸による効果で不活するというお茶の持つ除菌効果の一例だろう。この情報をマスク活用にさらに足せば、より安全な上記のようなワクチン接種現象を引き起こせないだろうか?
目的が抗体獲得でなくてもいい。ただ感染を避けるための防衛の延長戦に、上手くすると免疫抗体が確立されるかもしれないという工夫だ。
個人的に進めるお茶に柿の葉を使った茶がある!
柿の葉を上手に蒸すことによって酵素の活動を止める事で茶葉となる。
茶の木を使った茶葉と異なり、弱酸性でカフェインを含まないお茶である。そしてビタミンCの前駆体を多く含み、タンニンも含んでいる。このタンニンが抗ウイルスや抗細菌作用として働く点に注目するとともに、ビタミンCの補給につながるという点もお勧めな理由だ。
タンニンの殺菌性と不活性化の科学的な実証は、古くはこんな記事が出るくらいには知られている。
神戸大学経済経営研究所 新聞記事文庫 茶(4-097)大阪毎日新聞 1930.9.23 (昭和5)に保管されていた昔の新聞記事
記事内では腸チフスなどの予防のためにガブガブ飲めと書かれているが、濃度によって不活化(殺菌)のスピードも精度も変わる。
ただ殺菌100%の効果を期待する時間が20分や30分だとするならば、時間に満たないとしても100%には満たない幾らかの不活化は期待できる。
お茶で新型コロナ無害化 1分で最大99% 奈良県立医大産経WEST
口腔よりの感染がおそらく基本であろう新型コロナウイルス!
ウイルス対策として、少しでも相手の感染力を減衰させるのは意味があると思われる。ゆえにマスクによって少量のウイルス感染が数回に分けておこなわれることに期待し、重症化することなく免疫力を獲得しているというアメリカのある病院の医療従事者を対象にした論文を信じ活用する。
これはマスク生活がある意味天然のワクチンのような働きをする可能性が示唆される論文だが、そこにタンニン酸を有するお茶を定期的に摂取することでさらなる弱体化効果が期待できるのではないだろうか?
マスクによる少量のウイルス侵入→定期的に摂取されるタンニン酸→少量のウイルスのさらなる弱体化→安全な免疫獲得の可能性
このように考える事はできないだろうか?
手洗いやうがいによって、マスク以外にもウイルス対策をおこなう必要はあると思う。これは人体に侵入するウイルス量を限局することで、より安全に抗体を獲得できる可能性を増やすためだ。
Go to ~という政策が実施され、ウイルスに遭遇する確率は格段に上がっている可能性が高いのが最近の感染者報告からも推測できるかと思う。
事がここまでウイルスの浸透を許してしまっている以上、周りを浄化する水際対策では間に合わないと考えるべきである。
だからこそ市民レベルでも重症化する可能性の高い人々をいかに守るかを考え工夫する必要がある。
その為には集団免疫を持ってウイルスの感染経路をストップするか、重症化しやすい人が居るエリアを出来るだけ浄化エリアとして水際対策の徹底を図るくらいだろう。
集団免疫を獲得する方法として、一般的に世間ではワクチンに期待している訳だが、ワクチンには副反応の危険性がどうしても存在する。短期の副反応がましだとしても、長期的に観た時に嫌な作用をする副反応もある。そのような不確かなまだ実行もされていないワクチンに期待するよりも、今できる事として手洗いやうがいの徹底とマスクによるウイルス対策。そして侵入してしまったとしても水分補給としてタンニン酸を含む紅茶や番茶に柿の葉茶を利用することによって、口腔から胃腸内で不活化を促して感染する可能性を更に下げてあわよくば抗体の獲得に期待するのが現状としては建設的な対応ではないだろうか。
特にウイルスは肺へも侵入することから、口腔内での不活化を少しでも狙いたいところだ。だから水分補給に30分毎や1時間毎程度にはお茶で口を湿らせる程度でも補給したいところではないだろうか。ただ欲張ってタンニン酸の濃い液体を飲むと、自身の胃腸がやられる可能性が高いので要注意だ。
だから口腔内や咽頭でウイルスの濃度をいかに減らすのか。ここが工夫のしどころではないだろうか?
そして健康を維持する人材が経済を回し、免疫抗体を獲ることで集団免疫も獲得できれば重症化するリスクが高い人を守る可能性も増すというものではないだろうか?