コンニャク湿布

効能:患部を温めて血行を促して新陳代謝を高める。古来よりコンニャクは毒を吸い出すといわれている。

 血行促進、新陳代謝促進、体内の毒出し、高血圧、疲労回復、胃腸カタル、下痢、膀胱炎、神経痛等々。

湿布場所の参考

肝臓、腎臓、胃腸の納まる表皮部、肩甲間部、下腹部、疼痛部等

【用意する物】

大判のコンニャク数丁

院長
院長
使用するだけの枚数。

こんにゃくが浸かるだけの湯

タオル

院長
院長
コンニャクの×2か3。コンニャクの温度調節用にタオルを巻いて使用する為

保温用バスタオル

タライ

冷水

院長
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必ずしも氷水である必要はないが、一気に表皮の粗熱をとる方が毛穴が閉まって結果的に熱が逃げにくい

【コンニャク湿布の手当て法】

煮立つお湯に使用するコンニャクを投入して十分程度煮込む

十分に熱したコンニャクをとりだして水分を適度に切り、タオルで包む。

院長
院長
タオルは一枚より二、三枚で包み、温度調整する

温度調整した包みを、温めたい患部に当てる。

院長
院長
目安時間は、十分から三十分程度

患部を温めた後は、氷水等で十分に冷えた絞りタオルでもって温めた患部の表面の粗熱をとり毛穴を適度に閉めて終了とする。

注意点:コンニャク湿布としてコンニャクを包んだタオルは色が少し変わったり、匂いが移ることがあるので専用のタオルをつくるとよい。