今日から分量ダウン_(:3」z)_
こんな時は何か他の事に集中してしまうのが一番\\\\٩( 'ω' )و ////
断食による悪心嘔吐の原因
1. 胃壁の荒れ
2. 胃・十二指腸の潰瘍
3. 腸管の癒着
4. 多量の宿便が停滞している場合
5. 酸性体質は吐きやすい
1と2
胃・十二指腸に潰瘍があると穿孔や大出血をもたらすことがある。
個人的な経験からは、胃壁の荒れは悪心おう吐感につながることがある様に思う。出血だけの問題ではなく、断食がしんどく感じるようになってしまうので準備食で回避を考え方が建設的な気がする。
対応策:
潰瘍の有無をレントゲン検査や胃液酸度、大便中潜血反応などで調べておくと良い。準備食期間を長く設けて粘膜組織の回復期間を与える。また準備食に入る前の食事にも量や質に気を配る事で荒れを起こさないようにする方がいい。準備食が3週でも4週でも時間をかける方が断食中の反応が低くなり、また準備食中に主訴症状が緩和することもある。
初期症状は、悪心嘔吐の反応症状として現れることがある。大出血や穿孔にまで至ると命の危険性あり。ただ胃壁に微細な荒れがあっても起きる副反応ではあるので、悪心嘔吐が直ぐに大事故の前兆というわけでもない(´・ω・`)
3
軽度の腸閉塞か腸狭窄が起きる可能性がある。
あとはまれに腸捻転。
軽度の腸閉塞の場合は強い腸閉塞症状までは現れないが、腹痛と吐き気は起きる可能性がある。
対応策:
既往歴を聞いて、腸の癒着が予想される人の選別。本断食よりも、腸管内に物が有れば良いので、寒天がある事で腸捻転が予防される寒天断食が良い。
腸捻転は癒着部や腸麻痺があると、空腹による腸管の蠕動運動時に引っかかりの元になりやすい為に要注意。腸管内に物が入っている場合は、腸捻転まで進まないようだ。また金魚運動、膝立金魚運動、裸療法などは腸管癒着によく、半日や2〜3日程度の短期断食を数度繰り返すのも良い。自己融解によって癒着部が剥がれることがある。
4
腸麻痺部の内容物がなくなる事で、軽い閉塞状態ないし狭窄が起きる可能性がある。
腸の緊張を腹部の触診で察するか、準備食段階で便通のスムーズさやお腹の動きなどを判断すると良い。
疑わしい場合は寒天断食が比較的安全である。
対応策:
準備食を長く設けて、出来るだけ宿便の排泄に注力する。
生菜食療法や寒天断食をする。(´-`).。oO(腸内に内容物が入ってれば大丈夫な可能性が大だからね)
5
断食中は、大抵の人の血液が酸性化する。
これは身体が飲食物からアルカリ性食品を摂れない上に、自己融解にエネルギー源を求めるからである。
その為にタンパク質や脂質代謝に必要なものを補給しないので、どうしてもミトコンドリア系で不完全燃焼となり、アセトンやケトンが血中に増えてしまう。
(´-`).。oO(その結果血液が酸性化するか)
アルカリ性体質の人の場合は、この時に備蓄を放出する事で対応する。
しかし酸性体質はさらに酸性化してしまう為に、血液がアシドーシスとなり身体は体内の酸を排除する為か胃酸を吐き出そうとする。
苦しいが、酸塩基平衡を保つ為の生体防御反応なので我慢するしかなく、まだ命の心配はない上に胃酸を一定量吐き出す事で反応症状は軽くなるそうな(;^ω^)
対応策:
果汁を少量与えるなどのアルカリ性分を与える。
腸管の状態によっては、青汁断食なども良い。(´-`).。oO(いろいろ入ってるもんね。5種類の葉野菜は入れた青汁ね!)
お酢やクエン酸、梅肉エキスなんかも案外と改善してくれるかも。まあ試した結果ではないので、果汁を使いたくないと考える時は可能性レベルで試して欲しい。
静注点滴による水分やビタミン・ミネラルを補給するパターンもあるようだが、医者でもないとできない対応である。
参考文献
『断食・少食健康法』著:甲田光雄 版元:春秋社